近況です
2011年07月28日(木)14:10
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長らくご無沙汰してすいません。
6月25日に福島空港でイベントを行い、そのレポートをしようと思っていたのですが…。 ちょっとそれが出来ない心境になりまして。
と言うのも、翌日、イベントでご一緒した先生と2人で石巻まで足を運んだのですが…。
その光景があまりにもショッキングで…。
ニュースで知ってはいたのですが、それをじかに見るとその凄惨さが 何のフィルターも無く伝わり言葉を失います。
マスコミのことを「マスゴミ」と揶揄する言い方も見かけますよね。 確かに取材したものを編集することで、そこに何かしらの意図が加わり 特定の思想に偏り、それが視聴者によっては不愉快に映り 件の呼び方が出てくることあるでしょう。
マスコミだろうがマスゴミだろうが、その情報から何を得ていくかを 自分自信で選ぶことがより大事な時代となっています。
そういう中で、「では僕は見てきたものをどう伝えるか?」と考えたときに どうしても筆が止まってしまいました。 これは漫画などの表現とはかなり違う公式が必要になります。 ややもすると僕の発表そのものが、嫌う人の多い「マスゴミ」と同じになるのではないか? 何を伝えたいか。 何を伝えるべきか。 どう伝えるか。 それが頭の中をぐるぐる回ってしまいました。
で、結局何も浮かびません。 僕が体験したように、皆さんにも見に行って欲しいと思うものの、 時間や金銭面で余裕があっても「物見遊山」になるのではないか? 迷惑になるのではないか?と思うのも確かです。 僕自身、石の森萬画館の方に会うと言う名目が無ければ 行ったかどうか怪しいです。
ですが、行った結果…。 一人でも多くの人に見て欲しいと思いました。
週末などはボランティアの方や、地元の人でもホテルを使っていることもあるらしく、 ホテルを使うことも気兼ねするかもしれません。 ならば都内に宿を取り日帰りでも構いません。 レンタカーがあれば現地でかなり便利です。 出来たら僕が見てきた女川を見て来て欲しいと思います。
簡単に行けるものではないでしょうが…。
ほら…。 なんか言葉が出ないんです…。
とりあえず、僕の感想?をほんの少しだけ。
理屈ではなく、これは日本全体の事と心を新たにしました。 もしかしたら「支援」という言葉そのものがおかしいのかも、と。 自分で自分のことを「支援」するとは言いませんものね。
すいません。 本当に伝えることが出来なくて。
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さて、話は変わって…。 開店休業中の「漫画家・岩本佳浩」です^^; でも、凄く仕事で忙しいです。
詳細を言ってはいけないのでしょうから公に出来ませんが、 カラーイラストを多数描いてます。
凄く楽しいモチーフではあるのですが、いかんせん数が多い^^; 発表していい時期になったらお伝えしますね^^
漫画も描きたいなぁ。 この仕事が終わったら、ネタを考えないと。 どこに持ち込みましょうね? どこか僕に合いそうなところありますかw? | | |