挨拶
2006年05月28日(日)12:53
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先日、友人と本屋へ行ったときのこと。
結局僕だけが買い物をしたのだが、会計を済ませてレジの前を去るとき 「ども」 といって立ち去った僕を見て友人が 「岩本、買い物のときいつも挨拶するの?」 と聞いてきた。
その時は 「発売日に関してちょっと調べてもらったから」 と何気なく言ったのだが、自分で自分のことを観察してみたら どうやらほとんどの会計の際に「ども」といっている自分がいた。
いつからだろう? 別に親にそう躾けられた覚えは無いんだが…。
で、よくよく考えてみると、思い当たるふしがあった。
僕は中学3年の夏から高校時代いっぱいを母方の祖父母の住む徳山市(山口県)で過ごした。 本州の一番西のはしだ。
その町ではバスの料金は後払いだった。 そして、ほとんどのお客は降りる時に運転手に 「お世話様」等の一声をかけて降りていた。 最初はそういう習慣が無いので照れくさくあったが次第に街に馴染んだ自分は、 いつの頃からか「お世話様」と口に出していた。
多分これが原点なんだろう。
売る側と買う側が双方納得して成り立っているのだから 一言が無いといけないとは思わないが あっても良いんではないかとも思う。
そういう一言があったほうが気持ちいいじゃないか と押し付けるつもりはさらさら無いけどね。
でも、そういう一言があると なんとなぁく、何かがいいよと 抽象的なことを経験者の立場から言ってみたりしてね。 | | |