〜何を話してんだかw〜
2006年10月27日…。
ついにその日が来てしまった。 公私にわたり怒涛の10月を締めくくる最後のイベントがその日行われた。 『ROCKMAN ZX SOUNDTRACK ZX TUNES』発売記念イベントINヤマギワ である。 会場入り前
この日を迎えるために、事前に首謀者山田いっぽーさんとカレーを食べながら軽い打ち合わせをしたのがほんの数日前。あ、これはやらせとかではなく、参加メンバーにいきなり話をふっても困らないようにという基本的な打ち合わせですよ。 ただこのときに出たキーワードで水面下の攻防戦が繰り広げられるとはこのときは思いもしなかったのであるw キーワードに関しては後述と言うことで。 そんなこんなで当日になりました。 今更のようにSCSIが必要になった俺は早めにアキバ入り。 ひさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁしぶりのアキバはその姿を大きく変えていましたw 俺はいつもJRでアキバに入り、ラジオ会館のほうへ抜けてアキバの町へ繰り出します。 出てすぐにメイド服やら黒服の女性がビラ配り。 メイド喫茶が流行りだしてからもアキバへは何度か来ましたが、 総勢10数名でのビラ配りは始めて目撃したので、ちょっと新鮮でした。 あぁ、こういう人がいる喫茶店なんだぁと改めて実感。 そういえば俺もメイド喫茶に行った事があるなぁ、とか思い出しました。 一緒に行った友人に聞いたところ、まだメイド喫茶が出来始めたばかりの頃で 行った店は"ブロッコリー(ブラックゲーマーズ?)"のビルにあったとのこと。 たしかピュアキャロットとか言うゲームをイメージした期間限定のイベントだった気がする。 その時はこれが文化になるとは思いもしなかったなぁ^^;。 今テレビで特集とかみると凄いことになっているよね。 って、そんな話はいいや。 サクサク進めよう。 結局SCSIを買うことなく、玩具屋巡りに変更w ある店で持っていない仮面ライダーストロンガーグッズがあったが 俺のその店の評価はお値段相場より高め、なのでスルー決定。 特に珍しいものでもないしね。 そういえば聖闘士星矢のフィギュア用スタンドが扱われてないかと探してみる。 既に入手しているものの数が圧倒的に足らないので補完しておきたかったのだ。 探し物は見つからなかったが国外BANDAIの力を見せ付けられることになる。 海の向こうではこんなものまで商品化されているんですか?ってかんじですw 考えてみれば、こういう輸入系の玩具がアキバで買える日が来るとは思いませんでした。 で、ようやくイベント会場のヤマギワさんに到着。 前振りが長かったが今からが本番である。 しっかりついてくるようにw 開場前
集合時間ちょっと前に着いたわけですが、これがまた一番乗り。なんとなく気恥ずかしい思いをしていると、本日の企画の中心人物で インティ・クリエイツのサウンドチームNO.1にしてONLY1の山田一法(以下いっぽーさん)さんが真っ赤な服で到着。 若いなぁ、いっぽーさんw 挨拶もそこそこに準備のために奔走するいっぽーさん。 忙しそうだなぁ。 当然か。仕事をこなした上に急に決まったイベント。 準備期間らしいものが無かったもんね。 俺は控え室で応援してるから^^;。 程なくインティさんMCの前田さんが到着。 その後続々とゲストさんが到着。 持ってきていた名刺の半分が他人様の名刺と気がつき慌てる俺。 だめじゃん。 控え室は2つあり、禁煙・喫煙に自然と分かれる。 誰がどこにかは内緒。 ただ女性陣は皆タバコは吸っていませんでしたよ、とだけまじ報告。 とか言いながらもMCを勤めて頂いた土屋実紀さんは、 タバコを吸わないけど喫煙室で僕と声優トークに付き合ってくれました。 煙たい部屋でのお付き合い有難うございます。 土屋さんは「ぴちぴちピッチ」というアニメに出演されたことがあり、 俺のお友達になりたい芸能人10人に入る神戸みゆきさんが主題歌を歌っていました。 で、神戸さんはいい人だよぉ、等と教えてもらい、なんとなく自分が誇らしくなったりして。 何で俺が誇らしくなるんだっての^^; 余談ですが2シリーズ続いたぴちぴちピッチの後番組が 「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」です。 声優トークと言いながらも神戸さんの話になったのはわけがあるのですよ。 実はいっぽーさんが作った台本(?)に俺が神戸さんのファンと言うのが書いてあったんです。 まぁ、書いてあったのはそれだけじゃないですけどね^^; その辺は後述と言うことで…。 そうこうしているうちにゲストのCAOさんのリハーサルが始まる。 ミーハーな俺は当然見に行きました。 えぇ、一人観客ですよ。 だって、本番では見れないじゃない。 まずはショートバージョンのリハーサル。 やはりプロの生歌は違うなぁ。 トランスフォーマーのオフィシャルイベントでギャラクシーフォースの OP、EDを生歌で聞いたときにも思いましたが、本当に迫力が違います。 リハが終わったあと、ステージ上のスピーカーの位置が気になると CAOさんがスタッフさんにお願いしていました。 自分の立ち位置に対してスピーカーの角度に問題があるらしいです。 あぁ、そういうもんなんだぁと勉強になりました。 そうだよなぁ。俺らの場合もイスと机の高さって仕事に影響するもんなぁ。 スピーカーの音がきちんと聞こえるスピーカーの角度や高さってのは大事だよね。 手馴れたヤマギワさんのスタッフの手でささっと調節が行われる。 続いてロングバージョンのリハ。 あの細い体のどこからの声量が出るのか不思議。 いや、俺みたいな体型だからといって声量があるわけじゃないけどね^^;。 そんなこんなで喫煙室でゲストの方々とお話していると開演の時間が迫ってきました。 段々と緊張するゲスト陣。 仕方ないじゃない。 普段の仕事が人前で話すもんじゃないんだから^^;。 開場
控え室にも聞こえる土屋さんの元気な声。始まってしまいましたよぉ。 インティさんからのMC前田さんの声も聞こえます。 お客さんにどこから来たのかとか聞いて話を始めよう。 国外からのお客さんはまずい無いだろうから、そこら辺はネタフリとして…、 みたいな打ち合わせをしていましたが…。 予定外のことと言うのは必ず起こるもので…。 いらっしゃいました。 外国からのお客様^^;。 台湾ですよ!! まじですか? イベントのために? 今日本国内では台湾などへ行くのは、国内旅行をするより安い場合もありますが 台湾の場合どうなのでしょう? なんにせよありがたいことです。 多分前田さんはパニックになっているだろうなぁと苦笑してしまいました。 それでも大きな問題は無く挨拶は終り、 MCのお二人ははけていっぽーさんに司会をチェンジ。 同時にゲストの栗原氏、川上氏、CAOさんが壇上へ。 そこら辺はどういう段取りがあったかはよく判りませんが、 どうやらつつがなく進んでいる模様。 控え室方面へはけてきたMCのお二人とお客さんの入りや雰囲気を聞く。 土屋さんが「大丈夫です。岩本さんのファンの方もいらっしゃいますよ」と教えてくれる。 これまた、ありがたいことです。 正直、ZX TUNESのジャケットイラストのお話を頂いたときは一度お断りしたんですよ。 だって俺が描くのって変じゃないですか? いっぽーさんとは個人的に知り合いなわけだけど、それとこれは別問題。 俺の中では有賀さんが描くのはOKなんです。 有賀さんは個人的にもカプコンとも繋がりがあり、インティさんとも懇意にしている。 そして自他共に認めるロックマン愛好者。 そういう人なら自分が関係してないロックマンシリーズのジャケを描くのも判るんですが 俺の場合はロックマンX、しかも4までをコミカライズさせていただいただけですから 自分の立ち位置を越えたお仕事の依頼のような気がして…。 結局どういう風に説得されたかはよく覚えていませんが、 参加させていただくことになったのですが。 当然のことですが渋々引き受けたわけではなく、 最後は気持ちよく引き受け精一杯描かせて頂きましたよ。 で、気持ちよく仕事はさせて頂きましたがイベントとなるとまた話は別で^^;。 来てくれたファンの人たちは「ロックマン ゼクス」のファンの方で じつは俺はアウェイにいるのでないかという不安感は拭えませんでした。 そんな中での土屋さんからの報告でかなり気が楽になりました。 中にはコミックらしきものを持ってアピールしてくれている方もいるらしく、 本当にありがたい話です。 し・か・し…。 となると例のキーワード発動は絶対阻止をしないと俺の情報が間違った方向性で伝わって おそらくネット上であらぬ方向で広がってしまったり、 来てくれたファンの方が幻滅して帰ってしまう可能性が非常に高い。 絶対避けねばw。 そうこうしているうちに最初のトークショーが無事終り、 責任を果たした3人さんがはけてきました。 栗原氏と川上氏の楽そうな顔が憎たらしいですw なんですか?その「俺もう終わったもの」って顔は。 いや、実際終わったんですけどね^^;。 会場の雰囲気の話になる。 緊張していても、あのお客さんの数を前にすると何かがはじけてしまうよ。 と終わった人の余裕が垣間見えます。 いっぽーさんのマイクを持つ手がビブラートしていた(小刻みに震えていた)などと、 さすが音楽家と言える例えが出たり談笑されていますよ。 あぁ、憎い^^;。 そんな中、MCを前田さんに変えて、インティメンバーでのトークショー。 開発秘話等、未定ながらも望んでいる今後の展開、ZX丸秘話などに花が咲いている模様です。 考えてみたら、ここまでのトークは司会の方と複数のゲストでのトーク。 今後の並木氏と俺はいっぽーさんとの1対1の会話形式じゃないですかぁ。 下手したら無言時間が出来たりして大変じゃないですかぁ、と今更になって気がつく。 遅いって俺。 並木氏はきちんとそこの所を考えて、色々と頭の中でシミュレーションをされている模様。 やべ^^。 時間は経ち、並木氏の出番。 いっぽーさんも結構落ち着いた感で司会を始める。 この際だ。頼りにするぜ、いっぽーさん。 って、あの人に任せたらキーワードを出されてしまう。 それは避けねば。 頼りは俺のみw 控え室でも、いっぽーさん慣れてきたね、と言う話題。 いっぽーはレベルアップした。チャラララ〜ンなどと土屋さんが笑っている。 俺は引きつっている。 当然、控え室で緊張を続けているのは俺だけだ。 いや、禁煙室のCAOさんも緊張しているに違いない。 いやいや、まだMCが残っている前田さんも緊張しているに違いない。 そして運命の時間がやってくる…。 トークショー
土屋さんの紹介で名前が呼ばれる。袖の幕を開けいっぽーさんが待つ壇上へ向かう。 って、おい。 なんだよ、このBGM。 「ストロ○ガー・アクション」じゃんかw ついつい「天が呼ぶ。地が呼ぶ。人が呼ぶ(以下略)」とか言いそうじゃないか。 いっぽーさんわざわざレンタルして来たんかい^^;。 とりあえず、BGMに突っ込みを入れながら挨拶。 なんにせよこれでかなり楽にはなりました。 挨拶を終え着席してから落ち着いてお客様の顔を拝見する。 ………。 見えない。 照明が正面から目に入り2列目辺りまでしか見えません。 例の単行本を持ってきてくれている方を探そうとしても見えません。 ごめんなさい。 壇上から是非挨拶したかったんです。 本当にごめんなさい。 でも、お気持ちは確かに頂きました。 あれかなぁ。MCの方は立っていて、俺らは座っているからその違いかなぁ。 立って挨拶しているときにきちんと確認すればよかった、とか考えながら 成り行き任せのトークショーが始まりました^^;。 まずはいっぽーさんが俺達の出合いについて説明。 俺といっぽーさんが知り合ったのは数年前に行われたロックマンのオンリー同人イベント。 このイベントは開催の結構前からネットで知っていて、遊びに行こうかなぁと考えていたんです。 で、有賀さんにそのことをメールで相談しているうちに、俺の方から何か提供出来たらいいねという話をしだしました。 じゃぁ折角だから池原先生、出月先生にも話をふろうとなり、有賀さんからは自分はインティさんに連絡取りますよと内々で話が進みました。 その後、各関係者に話しをして快諾を頂きオンリー当日を向かえました。 その時にいっぽーさんと初めて出会いました。 その後個人的にも親しくして頂き、カレー戦隊スパイスマン結成の運びとなりましたw。 スパイスマンの構成メンバーは基本4人。 インティさんからはいっぽーさんともう一人。あとは俺と有賀さん。 後は随時声をかけて時間が合う人が合流するというもの。 活動内容はカレーを食べてカラオケをするのみ。 いっぽーさん曰く、一見して正義には結びつかないこの活動が、風が吹けばの理論で実は正義に貢献していると今回のヤマギワさんのイベントで聞いてびっくりw。 そっかぁ、きちんと正義に貢献してたんだぁ。 てな感じで出会いの関して軽くトーク。 その後、今回のイベントに呼ばれたときのことに話は進んだ気がします。 日記でも書きましたが、今回のイベントはまず詳細を伝えられませんでした。 出先だった事もあり、詳しい内容は帰宅後に聞くということでまずは承諾。 で、帰宅後に詳細を聞くとトークショーとのこと。 おいおい、って感じですよ。 しかもヤマギワさんでですかって感じで話は進み、ここから微妙に水面下の戦いが始まりますw ヤマギワさんのイベントってほとんどが女性じゃないですか。 そんな中でのイベント。 事前の打ち合わせのときにいっぽーさんが俺に見せた東スポのヤマギワイベントの記事。 ケイトリン・ターヴァーという外国の女の子の写真。 これに対して可愛いですね、と俺が答える。 これが罠だった!! 話の時間軸が前後して申し訳ないが、実はZX TUNESのライナーノートの俺の略歴にはNGバージョンがある。 最後に記載されている「趣味は仮面ライダーストロンガーグッズ集め」というくだり。 あそこの初期稿は「原史奈さん・神戸みゆきさん・金田朋子さんと友達になりたいという野望を持っている」で俺の方から提出していたのだ。 当然、これはネタで没がくると思っていたのだがいっぽーさんはOKを出してきたのだ。 慌てる俺。あざ笑ういっぽーさん。 ここですでに力関係は形成されていたw 何人かの友人に相談すると「固苦しい略歴より、そっちの方が好感持てるんじゃない?」とまで言われる始末。 しかし、そこはやはり何かやってはいけない領域な気がして製品版のコメントへと頭を下げて変更してもらいました。 そういう流れがあった上での「ケイトリン・ターヴァー」さんの写真です。 この時点でいっぽーさんの中には「岩本は"ロリコン"」というキーワードが出来上がり、それをイベントで話すつもりだったのだ!! そう!!水面下でその存在をかけていたキーワードは「ロリコン」w 言っておきますが、神戸さんは公式発表では1984年生まれ。 仮面ライダー響鬼に出演されたときには成人を迎えていた気がします。 まぁ、俺が好きになった頃には成人していませんがw 年齢不詳の金田朋子さんも(ウィキペディアによると)社会人経験もありデビューは20代後半との事。 年齢の事はさておき、社会人をされていたのは事実であろうから(いや、そこの根拠は^^;?)恐らく成人されています。 原史奈さんは完全に成人です。 全く俺にロリコンの気はありません!! ケイトリン・ターヴァーさんに関してはデビューするくらいなんですから可愛くて当然じゃないですかぁ。 可愛い人を可愛いといって何が悪いんですかぁ? とりあえず、ケイトリン・ターヴァーさんに関してはさらりと流し、神戸さんにだけ話しを持って行こうとする俺。 これに関しては岩研(仮)でもセーラームーンミュージカル好きは公言しているので今更な話題です。 それでこの話題はさらりと流すつもりでしたが、いっぽーさんは意地で引っ張ります。 俺は会場の気温がグングン下がっている恐怖に耐えながら次の話題に移ろうとします。 いや、まじでお客様引いてるって。 ロックマンファンの人が何で神戸みゆきさんや金田朋子さんの話を聞きたがるのよ。 あ、しまった。 今気がついたけど、原史奈さんならロックマンシリーズで話を広げられたじゃないか。 そこからロックマンに強制的に話題を振れば良かったんだ。 忘れてたぁ!! なにもカプコンさんから発売されているファインダーラブのネタをふって、自分の傷口広げること無いじゃない、俺ぇぇぇぇ!! アイドルゲームを持っていることのほうが痛いって。 しかもPSP持ってないのにw 広げ方間違っているから。 そんな水面下の戦いの中、いっぽーさんが「岩本さん、ロリコンだから」みたいなことさらりと言い放ちやがりましたよw 俺だけ時間が止まりました…。 でも、そこを拾っては負けてしまう。 お客さんがそこに気を引かないように何事も無かった様に話を進めなくては。 すまんです。 そこでお客さんを使わせていただきました。 「こんな話題してもお客さん引くだけだって」 イベンターにとってはどんな武器にも勝る伝家の宝刀ですw 時間にして1分そこらだった気がします。 2分以上このネタ引っ張っていた? 正直判りません。 トークの半分がこの戦いじゃなかったよね^^;? 来られたお客様の方々、web拍手やメールで結構ですのでご連絡下さい。 そこから話題を変えてストロンガーへ。 ………。 いや、だからトークのネタがおかしいってw 確かに先にアキバのトイグッズの店を見て回ってから会場入りするといいましたよ? でも、そこいじりますか^^;? とか言いながら、入場のBGMがアレだと知っていたら夜店で売っているセルロイドのストロンガーのお面を持参して来ていたろうなぁw まぁ、これも長引いてお客様の温度をどんどん下げるわけにも行かないことはいっぽーさんも判っているようなのでさくっと終わらせ次の話題へ。 サントラって聞いたりします?というネタふりに対して正直に「聞かない」と答える、場を読まない俺w いや、だって本当に聞かないんだもの^^;。 ここからは語れなかった部分を少々。 アニメや特撮のいわゆる「ヒットソング集」ってのは買っても、サントラって買わないんだよねぇ。 具体的なメッセージ性やボーカルってものにその嗜好性を持つ俺にとってはサントラはあまり興味がわかないんです。 それでもBGMって物は耳に残っていてつい口ずさんだり、 この曲知っていると思わせるのが作曲家の方々の凄いところだと思います。 興味が無いと言いながらもやはり聞くとテンションが上がるのがBGMですよね。 俺だったらコスモタイガー関連の曲とか、仮面ライダーのBGMとかがそう。 他にもDVD化されたものやケーブルで放送される古い作品を見ているとそのBGMを懐かしく思ってしまいます。 歌ってのは商業的にも、また作品の顔としても記憶に必ず残るように作らなければいけないものだと思っているんですが BGMってのは主張しすぎず、それでいながら耳に何気に残らなければいけないっていう矛盾を成立させなければいけなくて大変な作業だと思います。 みたいなことを話したかったが、既に時間もおしているので「聞かない。でも、ZX TUNESは聞きましたよ」程度の取ってつけたようなフォローで終り。 あ、それとこれは個人的に是非言いたかったこと。 あれだけのゲストアレンジャーを招いて、しかも8枚ものマルチジャケット。そして2枚組!! これで3200円は安いよね? めちゃファンに優しい仕様になっていると思います。 これは今回のサントラに関して一番言いたかったことなので、忘れずに言えて良かったです。 そこから話は日本コロムビアでプレスしているんですよ、といっぽーさんが話を広げてくれました。 おぉ、それっぽく話が広がるじゃないか。 さすがです!! でも、そこからぁ僕のぉ話の広げ方がぁ間違えていましたぁ。 コロムビアって言えば、もう俺らの世代では誰でも知っているメーカーだよね。 (ここで会場の最前列の人がうなずいてくれる。ちょっと安心^^;) アニメ特撮ソングは基本コロムビアだから。 みたいに話を進めながら、そういうプレスだけの仕事もしているんだ。道理で綺麗な盤面ですよねとか話を進めればいいものを ここで俺の思い出話挿入。 以前、そう、ロックマンXの1か2を描いてた頃。 ネットも普及されて無い頃に誌上で知ったコロムビア・アニメCD10枚組セット誌上限定セット。 一般店では発売されないなら注文するしかないと応募用紙を切り取って応募しましたよ。 ぶっちゃけ、その後に出た第2弾も通販しましたよ。 その後アキバに行ったときに某電気店でそのセットを見つけたときの悲しみ。 普通に(アキバが普通かはおいとくとして)店で売っているじゃんかぁ。 ここで買えばクリーム色(黄色?)の割引券がつくじゃないかぁ!! 何が誌上限定だぁ!!と憤慨したあの日から今日まで何度「限定」の言葉に騙されてきたことやら…。 って、話を広げたんだよねぇ。 真面目にサントラの話しろよ、俺。 温度下がりまくりですよ!! しかしこの辺でかなり開き直りました。 サントラや曲の話はその道のプロがされているんです。 開発に関してもインティさんがされているんです。 ぶっちゃけいっぽーさんの人選とネタ振りが悪いということにして気楽に話そう。 CAOさんごめんなさい。 この後の見にライブの前に舞台を冷やしてしまいます。 責任はいっぽーさんですw で、続いてジャケットに関して。 やっとその手の話題ですよ。 まずはこの話が来た時の事。 カレー戦隊スパイスマンの初出動の時です。 カレー屋さんで食事しながら、軽くいっぽーさんから話が来ました。 まだこの段階ではマルチジャケットの話はいっぽーさんが考えている企画だけのことで具体的なことは決まっていませんでした。 そこで一度お断りしたんですよね。 やる気満々の有賀さんには申し訳ないけど、俺はそこに出られる人間ではないから。 そこでいっぽーさんの「(岩本は)そういう所、凄い真面目なんですよ」という合いの手。 誉められているのやら、苦笑いされているのやら^^; 内容が上の方とかぶったね。ごめんなさい。 その後、引き受けてからの話。 いっぽーさんからの依頼内容は「岩本さんらしいもの」という漠然としたもの。 俺らしいものかぁ、と考え最初に考えたのが「ダメージ」でした。 その後「動き」ということを考えあの構図が決まりました。 後はダメージ繋がりで若干血を流そうかと思いましたが、それはZXの世界観と合わないかと思い自分で没にしました。 トークでは話して無いような気がしますが実は没バージョンのラフもあり ダメージだけをイメージしていた時に考えたもの。 それは銃を低く構え片膝をついて書面を見据えているタイプZXのヴァン。 背景は夕焼けで壊れたビルが見える。 ラフでは描いていなかったけど倒壊したビルの上には敵の姿がシルエットで見える、という事も考えていました。 その後「動き」というファクターをくわえたラフを送ったところそちらが採用されました。 そして、資料画像が入ったCDが届き作業に入り完成。 これまたイベントでは話していませんが、メインのヴァンより、背景のオリファルコンのほうがかなり時間がかかっています。 で、完成後にゲームを見てて気がついたこと。 ヘルメットの形間違えているじゃないかぁぁぁぁぁ!! ZXのメットの赤いパーツ。後ろに伸びている両脇の奴ね。 あれの形状がロックマンXのゼロのように下に軽く沿って描いてしまったんですよ。 矢部さんの描かれるZXメットは上に大きく盛り上がっているんですよね。 デザインの肝として、外してはいけないところでしたね。 そんな中、勘違いでメットの形状を書き損じたのはかなり恥ずかしいことですね。 でもよくよく頂いた資料を見ると、中山さんが描かれたZXメットは比較的俺が描いたものに近いんですよ。 ほら、今回のマルチジャケットでもそうでしょ^^;? そんな言い訳をトークでしました。 って、自分のフィールドでもさえないですねぇ。 って感じの話の後、いっぽーさんから「ゲームやってくれたんですね」とのネタ振り。 顔を背け沈黙する俺。 会場では失笑が漏れる。 岩本:「ごめんなさい。PSPどころかDSも持ってません…」 山田:「今ゲーム見ててって言ったじゃないですか」 岩本:「ゲームのパッケージを見て…。 でもでも、インティさんでゲームやらせていただきましたよ。 イージーでルアール攻略しましたよ。やられたと思ったら首の皮一枚で勝った。 本当にアクションゲームが苦手で^^;」 山田:「隣で有賀さんがノーマルでやっていて ハイボルトをギリギリ倒せなくて悔しがってたね」 岩本:「でしたね^^;」 という感じでトークショーはお開きになりました。 プレゼント抽選会
その後、すっかり冷えたステージをCAOさんが熱く盛り返してくれました!!さすがです!! その後土屋さんの軽快なトークでプレゼント抽選会。 俺もカラーサイン色紙を用意させて頂きました。 描いたのは「ZXヴァン・Xエール・ジルウェ」を1枚の色紙に。 ただねぇ、コピー取ってないんですよ。 ごめんなさい。 抽選会の方法は入場時に配ったと思われる番号入りの用紙を使いました。 袋に入った数字が書かれた半券を無作為に選び、該当番号の人へプレゼントする形です。 インティさんが用意したロックマン ゼロのポーチやポスター、ロックマン15周年のときのグッズの抽選会から始まり、 各作曲家の方々のサイン色紙、その後俺の色紙と続き目玉はインティさんが用意した矢部氏が描いたヴァン、エール、プレリーの各3枚のイラストにそれぞれにインティスタッフのサインが入ったものでした。 抽選会が終り閉会した後に、お客さん同士がそれぞれのプレゼントの写真を撮り合っていたとの事です。 戦い終えてw
ハウリングしまくったりして手作り感漂うイベントでしたが、俺たち参加者は凄く楽しんでいました。出来ることなら、来場されたお客さんも同じように楽しんでいてくれて 同じ時間を共有できていたら嬉しいです。 長い文章を読んでくれて有難うございます。 疲れたでしょ? ごめんなさいね。 最後になりますが、俺が描いたサインの写真を持っている方がいたら 岩研(仮)でアップすることを前提に HPのメール欄から送っていただければ幸いです。 なにとぞよろしくお願いいたします。 |
岩研(仮) |