〜港が見下ろせる小高い公園〜 5人目、参上!!
岩本(以下 岩):………。はっ!! 何か、悪い夢を見ていたような気がする…。 一法(以下 い):それにしては凄く爽やかな顔してるじゃん(笑) おぎの(以下 お):カレーが全部ひっくり返りましたね。 有賀(以下 有):ンクク… たまには岩本さんも あれくらいはっちゃけた方がいいなりよ〜 岩:お前がそれを言うかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! お:落ち着いてくださいぃ(汗) い:有賀さんもあおらんの!! 有:はーい!(元気よく) 岩:ぜぇぜぇ。 てなわけで、今回は制作裏話をしたいと思うのですが…。 有賀さん。もう一人のゲストの方をお呼び下しゃぁい。 有:はいよー では、ささ最後のゲスト。 インティ・クリエイツの矢部さんです!!でーすでーすでーす(エコー) 矢部(以下 矢):こんにちはー。インティ・クリエイツの矢部 誠っす。 岩:ご無沙汰しています。 お:こんにちはぁ い:お疲れ様。 有:こうやってメンバーが揃いましたゆえ、 いっぽーさんには全体のお話やサウンド部分での裏話。 矢部さんとおぎのさんにはシナリオ面での裏話。 私と岩本さんはイラストに関しての裏話ををそれぞれ担当して 進めていきたいと思いますわよ。 シナリオ裏話
岩:前回の話だと、おぎのさんは随分と振り回されたようですが?お:いや、振り回されたというか…。 でも、作業に入ったらこちらが振り回しちゃって。 有:ふむ?というと… お:今年の1月になり内容やスケジュールの最終的な情報が回ってきたんですが なんか、僕のほうがてんぱっていて、正確な情報を聞かずに 速攻でシナリオを上げたんですよ。 それが『ガールズブラボー』の雛形なんですが…。 有:私がイラストを担当したガールズブラボーの裏話ですね! あの絵を描くのにも色々ありましてな…絵柄的にもどこに軟着陸すべきか 試行錯誤したものですじゃ。 岩:だぁかぁらぁ。今はおぎのさんの話でしょ!! これでも食べていなさい。 有:ポリポリ。からい…うまい… …から…うま… 岩:この人、生青唐辛子を素で食べてるよぉ!! 有:塩をちょっとつけて食べるのが通です。 通ってたカレー屋のインド人に教わった食べ方でしてな。 岩:結局話題を与えてしまった…。 すいません、おぎのさん。続きを…。 お:え?あ、はい。 で、その雛形ですがなぜかエールがヴァンに挿し変わって いるようなもので、 かなりラブコメ風味の物だったんです。 すぐに「こりゃちょっと違う」といっぽーさんに言われて、 プレリーとエールが活躍する今の形になりました。 岩:それはそれで見たかったかも。 い:では、それは、後ほどこっそりと。。。 矢:てんぱっていたって話っすけど、やはりプライベートのことで? お:はい。その頃はちょうど子供が生まれる直前だったため慌しくて。 でもね、その後無事に産まれたんですよ!見ます? iPodに入れて動画持ち歩いているんですよぉぉぉぉぉ(顔面崩壊)。 有:あの頃の赤ちゃんって両手を頭の上に上げても、手が届かなくて可愛いですよねー これから成長してくと、もっともっと可愛くなりますよ… うふふふふ そうそう、iPodよりPSPの方が画面が大きいですよ。(PSPを取り出す) ほら、うちの娘も見てー!写真と動画入れてるんですが。 岩:生まれたての赤ちゃんへの親馬鹿すら喰うかぁぁぁぁ!! この馬鹿親がぁぁぁぁ!! ぜぇぜぇ… おぎのさんもとりあえず、座談会終了後に^^; って、聞いてねぇ!! ずっとiPod見てるし!! 帰ってこぉぉぉい!!おぎのぉぉぉぉ!! い:相変わらず、岩本さんは判りにくいネタ振るねぇ(笑)。 矢:確か、『グレイカプセル』の原案はおぎのさんのアイデアっすよね? 私のほうからは、9月中旬にドラマオリジナルキャラクターの ラフや正確な「ZX史」をメールで送ってたんす。 岩:おぎのさん…。おぎのさんっ!! お:え?はい? 岩:ごにょごにょ。 お:あ、はい(汗)。その頃に送ってもらっています。 で、9月下旬におぎのからインティ側へ最初のプロットを提出しました。 内容は今回収録された「グレイカプセル」「ヘルプ!フルーヴ」や 残念ながら収録されなかった「ジルウェが主役のストーリー」など たくさんのプロットが存在してました。 有:ふーむ、モノ造る時ってボツが出て然りなんですが、 ジルウェ関連のエピソードがボツになったのは勿体無いなあ。 お:ですね。 この時は「おぎのひとし」だけでなく、おぎのしん全員… 「シナリオ担当・荻野義隆」「作画担当・木の子」それぞれに シナリオの作成を依頼をする…と言うことになっていました。 い:当初の思惑ではもっとサウンドスケッチ中心で、ドラマも多かったからね。 岩:そうなんだぁ。 有:そうなってたらドラマリンクイラストも、とんでもない量になりそうな。 岩:で、なかなか上がらずにいっぽーさんが青ざめる、と^^; 俺もギリギリに上げたからなぁ。 い:もっと多士済々のブックレットになったかも。いや、もう予算はないけど(笑)。 矢:でも結果的には製品版でいいバランスになったっすよね? 岩:矢部さんの方からも何か裏話的なものを。 矢:私は『死神と魔女』の方を担当させてもらったんすよ。 とにかく何度も語られてるんすけど、発売までに企画は二転三転して。 その間に没になったシナリオも数知れず。 ジルウェが初めてロックマンモデルZに変身した時の話では、 新キャラクターもおこしたっすね。 おぎの先生の漫画版ゼクスのキャラ「シュウ」を登場させる というネタとかもあったっす。 セルパン・カンパニーの社歌を作ろうなんてのまであったような。 岩:うわっ。社歌でCD出たかったぁwww 有:ワシもワシも!! い:そんな余裕無かったって。(笑) 矢:他にゲームのほうがすでにフルボイスなので、 ゲームの名シーンをドラマで再現!っていうのはできなかったんすよ。 さらにゼクスシリーズは主人公を選択できるようになっているんで、 遊んだ人ごとにヴァンが主役だったりエールが主役だったり、 グレイやアッシュだったりでイメージは様々じゃないっすか。 なので、ゲーム内で描かれていないZXより前の話や ZXとZXAの間に起きた出来事をプロメテ、パンドラ、プレリーを主役に 描く方向でネタを選んでいったんす。 ドラマ内では女の子らしいプレリーや、豹変するパンドラなど ゲームでは見れない一面も楽しめるっすよ。 岩:あぁ、パンドラは凄いw あんな声した女の子がもの凄くクールにw い:収録現場でも「変わりすぎか?」と一瞬思ったんだけど あれくらい差があるほうがドラマティックかなって。(笑) 有:プロパン、岩本さん担当だから歯軋りしたものです。 これを描くのか…いいなぁ!と。 とかいいつつ、エール、プレリーもかわいいです。 一所懸命、頑張る女子はとても良い。 岩・小林さんの演技もいい味が出ていて。 い:岩本さん、ウラシマン好きだもんね。 (フルーブ役の小林通孝氏は『未来警察ウラシマン』の主役・ウラシマリュウを演じている) 矢:そうそう。エールが登場するドラマ内に、 ZXAエール編では登場しないアッシュの存在がちらっと見えているのは、 運命のいたずら的なところが見えて楽しいかも。 あの台詞はおぎのさん提案でしたっけ? 山田さん提案でしたっけ? い:おぎのさんの考えた台詞だよん。 お:『ガールズブラボー』の「早く来いよ、アッシュ〜」ですよね? はい、僕です。 元々アッシュも別コンテンツにセリフ付きで登場して貰おうか! という話もあったのですが、最終的な調整でそれが無しになってしまった。 でも、アッシュがドラマやサウンドスケッチに少しも登場しないというのも悲しい…、 ということで、こういった形で登場させよう、と思い提案した次第です。 自分でも『ガールズブラボー』の女の子二人は可愛く書けたと思っています。 うちは男の子だけど、この作品のように人を思いやれる人に育って欲しいなぁ。 うふ…。 うふふふふ…。 岩:あぁぁぁぁぁ!!おぎのさんがiPodの世界へ入っているぅぅぅぅぅ!! えぇぇぇぇっと…。 次行きましょう!!次!!^^; 近日公開予定!! (c)CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHT RESERVED. ◆スペシャル放談・GIGAMIX TOPへ ◆スペシャル放談・GIGAMIX その1へ |
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