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スゴイご無沙汰になってしまった・・
久々のテキラジ。
今回は
ギガミ2巻発売記念!
ゲストを交えて
ギガミ2巻の裏話などを語っていくよ!
どんな裏話が出てくるかお楽しみに。
= スパイス大作戦 第12話 =
テキストラジオ第3回
『2巻発売記念・ギガミ対談!』
■奇跡のギガミ2巻発売!■
スパイスマン・テキストラジオ第3回目配信〜
!!
さて、ついにっ!
ロックマンギガミックス
(以下「ギガミ」)
第2巻発売
いたしました!
おめでとー
!!
やはー、本当に発売されましたよ!
今回ばかりはかなりのピンチでした。
漫画家生活はじめてから、
一番のピンチだったかも。
…けど、奇跡っておきるんだ!やった!
みんなありがとーーーー
!!
ほんと、今回ばかりは
マジピンチ
!?
って感じでしたが、
心強い助っ人も登場したりで
本当に乙カレーでしたw
さてさて、
今回は待ちに待ってた、
あの
スペースルーラーズ
が出てくる
「ロックマンワールド5」
の
コミカライズにあたるわけですが。
んです、ワールド5です。
10年以上前の話になりますが
メガミックスというロックマン番外編を
閉じるのに、やはり敵はいつもの…よりも
宇宙からきた、くらいのハッタリが欲しくて
ボンボン増刊号に描かせてもらってた頃から
ワールド5が最終章のつもりでした。
地球ロボvs宇宙ロボ
って構図が
なんとも少年漫画チックでいいよなあ、と。
うんうん。
敵はだんだんでかくなって、
地球ではおさまりきらず、
ついに宇宙へってやつですな。
で、中断期間がかなり長かったんで
その間にストーリーの構想が
どんどん膨らんでいって、結局
ギガミの2巻3巻に分冊しないと
入りきれないシナリオ量になってしまったという…
まるっきり削らないでそのままの
お話を描いちゃうと多分、
1000枚
越えるページ数になっちゃう
んで
更にブラッシュアップはしてます。
それまたすごいな。
京極ばりの単行本でも作るか?w
それはそれでかっこいいなあ…
その昔、赤塚不二夫先生が
1000ページでベスト版の
単行本出してましたよね。
そういうムチャな企画には憧れます。
絶対に読むのが大変(笑)
…脱線。
・・・(笑)
ところで、今回のスケジュールだけど…。
大変だったみたいやね。
ツイッターでアシスタント募集までしてたんか?
ギガミ1巻の頃に、右手が
ぶっ壊れてしまいまして…
相談受けたときはびっくりしたよ。
俺も首いかれたことがあったんで、
その時の話をしたんだったよな。
いっぽーさんも大変だったようですね。
身体は大事にせにゃあかん…
んで、私の右手なんですが
なんつーか、手首のネジがいかれた感じでした。
メシん時にハシ持ってても、ポトシと落としちゃう。
汚い話、トイレん時とかも本気で困った。
そーなんだよ。
普通のことも出来ない。
それくらい腕が辛い状況になってたんですが
なんとか整骨院で鍼打ってもらって
ペンを持ってもキープできるくらいに
回復しました。
…が、その右手を治してくれた
整骨院が潰れちゃいまして…
あれあれ・・
患者さん少ないけど大丈夫かなあ…と思ってたら
大丈夫じゃなかったみたいです。
現在はテナント募集中になってて寂しい跡地です…
あの張り紙、寂しいよね。
まーそんなこんなで
作業続行すんのに、かなり厳しい状況に。
…がしかし、一度年末に出す、という
スケジュールを延ばしてもらってたし
これ以上発売延期はまずかろう、と
強行軍で行くことになったんですが…
そうなってくると、アシさん達に対しての
作業比重がとんでもなく重くなってくるんですよ。
どうしても手が足りない状況になってきて
編集さんにも協力してもらって
ついったーでもアシ募集してた…という感じです。
しかし、完成してよかった。
まあ、うん、本当に終わったのが
奇跡とも言える状況でした。
■頼れる仲間たち■
で、結局アシスタント問題はどうしたんさ?
編集さんが方々手をまわして捜してくれたんですが
スケジュールが合わない&要求ハードルが高くて
中々見つからずに大変でしたね。
求めてたアシさんはついったーでの募集では
見つからなかったんですよ。
(連絡くれた方はいるんですが
2巻スケジュールと合わなくて。
3巻は是非お願いしたいです)
結局、仕上げまわりのヘルプに
現役美大生の子がトーンに入ってくれて
もう一人、
ユースケ
の友達の漫画家さんが
トーンに入ってくれました。
では、ここで今回のゲスト、
ギガミ完成の一翼を担ってくれた
スタッフ陣に登場してもらおうかな?w
…では最後までふんばってくれた
ギガミ1巻からのメインスタッフ紹介〜
ユースケは
ビッグオー
の最後の方から
うちを手伝ってくれてるアシさんです。
アカネ
の頃は作中の料理全般を
担当してくれたり、かなり器用。
始めまして。
有賀先生の下でアシスタントをさせてもらっている
ユースケです。
好きなロックマンキャラはフラッシュマン
好きなポケモンはグラエナ…
いつも先生のムチャな注文を
聞いてくれてありがとう…
そしてポケモンの相手もしてくれて
ありがとう…
先生の好きなロックマンキャラはヒートマン
好きなポケモンはムウマ…
いまさら言わんでも知ってるわ!
この流れは、言わなきゃ気がすまないんで!
んでもって、次は復刻メガミ&ギガミ1巻から
多岐に渡った作業をそつなくこなしてくれる
つっちー
…っと、スパイスマンでは土屋実紀さん
(ロックマン9「光る明日へ」を歌ってます)が
つっちーと呼ばれててややこしいかな…
ってなわけで、この対談では、もうひとつの
あだ名である
「たまちゃん」
と紹介しておきます。
現役漫画家さんです。
始めまして。たまちゃんこと土屋多摩です。
今はツチヤタマとカタカナ表記で
「群青の彼方/パチンココミック7」
を連載中です。
宣伝わーい。…すいません。
おお!
連載持ってるマンガ家さんなのか
!?
しれしれ!宣伝しれ!
…既刊本の宣伝はしなくてもいいのん?
あ、じゃあ…ヤンマガKCより
「諸刃の博徒 麒麟」
発売中です!
奇特な本屋さんなら置いてくれてるかも!w
と、宣伝はここまでにして…。
好きなロックマンキャラはブルースとフォルテです!
3巻での活躍を、半分読者になりながら楽しみにしてますw
たまちゃんのギガミの手伝いは
メインでは2巻までで、3巻は非常勤アシとして
たまーに手伝ってくれる予定。
多摩なだけにたまーに。
はいはい・・
で、最後に2巻作業に
加わってくれた新人アシの…
はじめましてぇ。新人アシの岩本佳浩ですぅ。
ギガミ2巻で初めて有賀先生のアシスタントに参加しましたぁ。
よろしくお願いしま…。
ぐったり。。。
あー、どこからつっこめば・・・
岩本さんいつから新人アシって・・
つーか、
はじめましてぇ?
はて…。
お前さんが言う岩本とはだれのことじゃな?
お前さんとは初めてのはずじゃが…?…。
初対面なら、
「お前さん」
とか言われたく無いわ
!!
岩本さん、美味しいとこもってきたがるから
美味しいポジションを用意しておきました(笑)
正しいけど、真っ向から言われると立つ瀬が無いなぁ^^;
そう言うネタ好きなわりには、
気にしいなんだから。
立つ瀬が
アトランティス
より深く沈みましたよ
!!
そこなら、とうの昔に沈んどるわ
!!
・・・とまあ、薄い笑いはおいといて、
せっかくの機会なので
皆さんがどういう担当だったのか
聞きたいね。
漫画の描きかたとか判らないし、
できるだけ噛み砕いてわかりやすいの希望。
ええと、本来なら漫画家の
作業ってのは私の場合には…
・お話を作る
・コミスタでキャラクターを描く
(枠線、フキダシ、カキモジ等も)
・原稿の全体バランスを取る
…ってところが主となります。
ふむふむ。
で、アシスタントにいつも頼む作業は
・有賀が要求する背景を描く
・爆発、効果線等の効果
・仕上げ関連(トーンが主)
となるわけです。
思えば爆発は、基本 描けないといけない
仕事場な感じがしますね。
有賀先生の漫画は、ギャグだろうが料理漫画だろうが
何かが爆発する
のでw
いいじゃないか、爆発。
有賀くん、アシ募集する時、
爆発を描けること・・も書いといたらw
先生のとこ行き始めてから、爆発が描けるように
なったのが財産ですねw
何爆描いたんだろう…。
いっぱい描いてる内に、自分なりの完成形みたいのも
出来たんですが、
先生は
「もっとシンプルに!もっとシンプルに!」
ってw
時間短縮の意味もあるのはわかるのだけど、
シンプルな方が難しいのですよ先生ーー!
そうさ!シンプルな方が難しいのさ!
だからこそプロの仕事になるのさ!
…まー、作業効率のことも当然あるけど
シンプルを要求するのは画面構成する上での
個人的好みとゆーのもある。
あ、爆発の事しか語ってないw
それだけ、有賀アシには必要な技術という事ですね!
他には資料探しからモブ、背景描き、ご飯の用意、
そしてゲームもアシの仕事w
うん、全部大事。
まるで住み込み弟子だねw
初期の頃には、
バトル&チェイス
をクリアする事!
なんて課題もあったような。
あれ
ワイリー
強いんですよー;
慣れちゃった自分プレイじゃ見えてこない面もあるからね。
そゆ意味じゃそのゲームの未経験者にも
目の前で遊んでもらうってのは意義としてでかいんよ。
■その時何が起きてたか■
…さておき、アシスタントさん達に頼む仕事は
少なくとも、ギガミ1巻の頃まではこの流れでした
…が!
あはははは^^;
ハハハ
←棒読み
ハハッ
←口だけの笑い
にゃはははは!
なんだ?みんなのその微妙な反応。。。
しかも、有賀くんだけ空気違うよ?w
まあ、うん、あれだ。
背景とか効果とかは優秀なアシさん達のおかげで
かなり進んでたんですが、キャラのペン入れが
このままじゃ全然間に合わない状況
に。
もともと、壊れた腕を騙し騙し使ってたんで
振り返って原稿を確認してみたら!
思ってた以上にキャラが進んでないという体たらく。
だから……ね、ほら、みんなで手分けして
キャラにペン入れしないと、
原稿が終わらないわけです。
最初は思いつかなかったんだけど
編集さんが
「有賀さんのタッチでペン入れできる
アシさんはいないんですか?」
って言ったところから
…その手なら、なんとか予定通りに
終わるかも?という流れに。
え?
ペン入れ
!?
しかもキャラの
!?
あるんですね、これが。
まあ、細かい話は流れの中で
出てくることでしょう。うん。
俺も最初はトーンだと思っていたので
ギガミ1巻で研究してたんですよ。
メガミとギガミではトーンの貼り方変えていますよね?
メガミの頃ってキャラクターの決まったところに
トーンを貼るという感じだったんですが
ギガミの方は画面の中に立体感を出したくて
奥行きを生むためにグラデトーンを主に使ってます。
この貼り方の漫画家さんは何人かいるんですが
有名どころだと
ガンダムオリジンの安彦良和先生
とか。
かっこいいんですよね、空気、空間の作り方が。
このやり方だと、画面が豪華に、ある程度カラフルに
見せれるんですが、実は今までよりも労力は少ないという。
そうそう。
どこに何のトーンを貼るかとかの確認などがなくなる
(どこだけで済む)ので
これはかなり早く仕上げられるな、と。
デジタル
だと一枚グラの部分的な貼り足しも
すぐに出来るしね。
また、グラデの濃さは後から有賀さんが変えられる。
このへんもデジタルの良い所。
とにかく、肘には○%、頭のどこそこには□%とか
悩まなくて済むんです。
ちょっとコツ、というかクセのある作業ですけどね。
そうですね。
「トーンを貼るだけ」
って、
考えるなら楽なんですけど
きまっているトーンをきまっている場所に貼る作業より、
グラトーンを一枚貼る作業のほうが色々と脳ミソを使いまして
肉体的に楽だけど精神的に疲れるというか…‥
あの貼り方は実際神経使いますよね。
塗り絵的な普通のトーンの貼り方に対して、
よりデッサン的というか、全体的に影を塗るように、
立体を考えないといけなくて。
でも慣れてしまうと結果的には効率的だし
仕上がりもかっこいいし、いい技法ですよね。
いいよね〜
ビッグオー
、
アカネ
、
トリオ
ときて
段々と自分のイメージしてた画面に近づいてきてます。
みんなあんま他の漫画で使わないような
ムチャな要求聞いてくれてありがとねー
最初から細かい調整は全部有賀宅で任せようと思っていたので
凄く楽に考えてましたw
だって、有賀さんが直接指導とかしないと判らないところだから。
感覚としては、トーン張るところをどんどん決めるついでに
トーンも当てておく感じかな?
トーン張るところにトーンを置いておけば
後から有賀先生が調整…
便利だ。本当にコミスタは便利だw
手軽に修正できトーンがはがれたりもしない。
手作業していた頃が懐かしいです…
自分の原稿でも、最後にガーーって数値だけ微調整したりしますね。
だから手伝いの原稿でも、とりあえず綺麗に貼っておきますけど、
後で好きにいじっちゃって下さいねーて、ある意味気楽に貼れて効率も良い。
で、電話してその内容なら数こなせそうだよ、と話したんですよ。
その時既にキャラペンを人に任すかも、と言う話もあって…。
そうそう。
でも岩本さんはプロの漫画家で自分の線があって
私とはペンタッチが違うからそれは無いかなぁ…
と思っていたんですけどね。
僕もそう思ったので、その時は
「ありえないよねぇ」
と話していたんですよ。
でもその後の状況的に…
そんな事言ってられなくなってくる、という…
編集さんが
「漫画家のタッチにあわせて
器用にペン入れできるアシさんを捜す」
と
言ってくれたんですが、それも全然見つからず。
たまちゃんも月中旬まで忙しくてこれないし
事務所では私とユースケ二人で顔を青くしながら
「誰か助けてー
!!
(絶叫)」
状態。
ロックマンで例えると、
HP1のままノーマルショットで8ボスを同時に相手にする
ぐらい
超大ピンチでしたねw
しかも
残機0
で。
かなり希望が見えんな。
なんという無理ゲーw
私も自分の原稿やりながら、気持ちだけは
「ギガミがあああ
!!
」
って焦ってましたw
それに私が抜けた分のシワ寄せがユースケさんに…。
先生にはもちろんのこと、ユースケさんに
ほんと申し訳ないと思っていたのです。
この場をお借りして陳謝いたします。
ごめーーん
!!!
大丈夫ですよ!
むしろ自分が
「漫画家さんゴメンなさい!」
と、謝りますw
たまちゃんや有賀先生が締め切りに追われ
寝ずに漫画を描いているのに
自分は、その日の仕事が終われば
家に帰りポケモンの卵孵化作業して遊んでましたから…(泊まり作業日は別)
貴様もポケモンか!w
や、最後の最後は絶対辛くなるのが見えてるし
時間が取れる時は気分転換&体力温存してもらわないと
最後に全員共倒れになっちゃうから、それでいいんですよ。
先生の指示待ち状態の時とかって、徹夜しても意味ないんで。
…さておき、色々と見誤ってた俺も悪かとです。
作業初期に、時間をかけてチマチマと描きすぎてた……
あと2巻では読者の方から
やられロボの募集
をしてまして
(跡地URL
http://www2.atpaint.jp/arigamegamix/index.htm
)
…や、まとめんのとか手伝ってもらいましたよ。
凄い数でしたよねー!
刻々と投稿されてくのをリアルタイムで追ってました。
大人から子供まで
外国の方々までもが応募をしてくれてましたね。
これぞロックマンキャラ!
な応募が
沢山ありましたね
沢山の応募が嬉しかったよね。
これぞロックマンの華!って感じで。
この場を借りて、送ってくれたみんな!
ありがとーーーーーー
!!
…と、空戦用、海戦用と募集かけたんですが
本編作業しながら私がまとめるわけにもいかず
たまちゃんに全ロボの画像の保存、
空用海用の区分けとかしてもらって。
まとめるのだけで1日かかりましたね確か。
各々の設定を読んで、陸・海・空とグループ分けするので。
でもデザインのこだわりとか細かい設定とか、
見てるだけでも楽しかったので全然苦じゃなかったですよ。
別冊R20
を読み込んでる気分でしたw
大変だったと思う。本当にありがとね。
あのページ、先にアースは全部描き終えてたんですが
あとはエキストラ待ち状態の原稿でした。で、
「このコマに、こういうアクションが入って…」
みたいな構成がきってあるんですが、そこに応募ロボ達を
当てはめて、どんどん埋めてってる感じです。
…本当はもっと、できたら全部の応募ロボを
出したかったんですが、紙面&時間の都合で…
残念ながら本編で出せなかったロボに関しても
一部はカバー下の裏表紙に載ってる…はず。
(デザイナーさんにデータ渡してお願いしてあります)
とかなんとかやってたら、本格的に
時間なくなってきちゃって。
いよいよもってやばくなってきたわけです。
…タ…ス……ケ………テ……
地球が地球が大ピンチ!
■みんなでキャラペン入れ
!!
■
で、結局僕もペン入れとして参加^^;
ここまで緊張することはそうそう無いw
まさに総力戦だったんやね〜。
じゃ、みんなでペン入れ?
流石に全てを任せると別人の描いた絵に
なっちゃうから、全ページの下描きはしてますよ。
さすがにそうかw
ペン入れもキャラの顔は全部描きましたし
手(指は描き手の個性が出やすい)も
あらかた描きはしたです…が。
下書き線をなぞって、キャラクターの体を描く作業なんですが
下書き線が複数あり、どれが正しい下書き線なのやら…
下書きの中には、棒人形のような…
もう、
どのキャラなのかわからない下書き
も
ありましてw
かなりラフな下書き
でしたねw
むしろもう、あれはアタリと言うのではないですか先生?w
だよねぇ。
メカなのに線がまとまるところが
漠然としていて
今ひとつ流れが定まっていない
の^^;
だ…っ!いつも私の下描きは
あんなもんですよ
!?
え?みんなもっと下描きって細かいの?
いやね。
確かにそうではあるんですよ。
結構、大雑把ですよ。
でも、人にペン入れをまわすとなると
もう少し丁寧に描いても罰は当たらんかな、とw
…だって、ほら、何度も同じ絵を描いてると
段々、絵に対しての鮮度というかモチベというか
低下しちゃうから、あれくらいの下描きから
えいやって一発描きするくらい
が、絵として
絶対に気持ちいい線になるんですって!
り‥理解出来ないですw
また無茶言い出したよ、
この先生は(笑)
判らなくは無いけどねぇ。
ペン入れで最高のテンションを持っていかないと
ただの作業になりますからね。
とは言え…。
デジタルなんだから、アナログみたいに
修正入れても原稿用紙がボロボロになるわけじゃなし…。
つーか…そんなに細かい下描きだったら…
それを本番ペン入れに使いますって…
私の場合、ですケド。
俺が最近描いているのが
"ガンプラ"
ですから。
しかもスジ彫りとか結構細かく再現しているので
全体のバランスを何度も見直しながら下書きを
細かくやる習慣がついているもんで。
岩本さんはその辺、かっちりしてる…
で、その分と言うか…。
キャラの下書きはいい加減になっていますけどね^^;
でも、それは自分で描くからですよw
中々にこの辺の流れの作業は難しいですね…
みんなで絵の描き方、違ったりするもんなあ。
自分の絵柄で描くなら
下書きが大雑把でも悩まず描けるんですよね。
個人的に下書きがわかりにくくて一番辛かったのは
ヤツ…
チャージマン
ですね。
「早くチャージマン爆発してくれないかなぁ」
っと思ってましたw
そういえば、チャージマンは大人気だったw
チャージマンは、先生がペン入れした顔部分だけだと、
ただの
「丸」
でちょっと可愛いかったですよw
だけど身体難しいので、みんな敬遠しがちで…。
有「ここチャージマンお願い」
ユ「えっ…」
た「えっ…」
岩「じゃあ僕やりますよ!」
って岩本さんまで回って行っちゃったコマとかあったw
一番の先輩に押しつけ状態で、すいませんでした;
あったねぇ。
有賀スタジオとスカイプで話しながらねw
僕が参加日程の最終日のあたりですか?
よいよ、有賀さんが壊れていた頃。
って、何気にテキストで方言が出た^^;
自分でびっくり。
少しですがチャージマン描かせてもらいました。
肩のテンプレを作って楽しましたよw
これがあるから、もっと描いても大丈夫だったのにw
チャージマンは、わかんなかったなあ。
メカ関連に関しては、こゆテクが使えるから
コミスタになってから楽になった部分ではありますねー
あと、キャラの顔とスピード線だけしっかり描いてあって、
身体の下書きは別のレイヤーという状態で渡されるので、
その下書きレイヤー消すと、すごいスピードで
カットマンの顔だけが飛んでる
みたいに見えて
思わずみんなで笑っちゃいましたよねw
あれは面白すぎでしたねwww
ほかにもチャージマンの顔だけが飛んでいたりw
有賀がスピード線をやってるコマもあって
(イメージ先行、指示するより自分でやった方が早い場合)
顔と下描きだけ描いて渡すもんだから、相当カオスな画面だったw
くぅぅぅぅ。
現場が違うから、その話は判らないぃぃぃ
!!
こんな感じですw
あと、人様のキャラクターにペンを入れるなんて、
アナログ原稿だったら怖くてとても出来ない
です!
デジタルで、いくらでも直しがきくからこそ出来た所業ですね。
実際私、すっごいやり直ししてましたもの…。
ん?
自分も何度も描き直しました…
アナログ原稿だったら、絶対に間に合わないスケジュールでしたね…‥
んん??
つくづく…デジタルで良かったよねえ…
でもまー…他人事のようにいいますが
最後に原稿全体の調整しながら
各人がペン入れした箇所が
各人の個性が出てて面白いなあ、と思ったり。
んんんん〜???
確かに。
本人達は一生懸命、有賀タッチに似せようとしてるんですけど…
細かい線の強弱とか、形の取り方にどうしても個性が出てしまう。
あ、ここはユースケさんだ、ここは岩本さんだ、
って絵を見て判別できますよw
絵は、面白いですねw
どんなに似せて描いても、描いた本人の個性が必ずでますからw
待って、待って
!!
みんな何言っているの????
まじですか?
いや、確かに有賀さんとは手癖が違う上に、
実は似せることは放棄していたのですが…^^;…。
どうせ修正はされるだろうと思って…。
ただ、それでも僕の線では無い線を引いたつもりなんですよ?
例えばどんなとこ?
特に岩本さんが描くと、なんか…
尻まわりがプリっと
w
や、なんか下半身が色っぽくなるなあ…って思ったんですが
ユースケたちは思わんかった?
尻がプリプリ腿がムチムチ
下半身の間接部分から腿の肉がムチっとはみでているのでw
ルーラーズ達 絶対にパンツはいてる!
もちろん、岩本さんが描いた絵を判別する基準は下半身です。
ムチッ→あ、岩本さんだ。
ぎゃあぁぁぁぁぁ。
自覚は無いけど尻フェチなのかなぁ?
ファンの人にそう言われた事あるし…。
いや、web拍手でね。
あったのよ。
そういうコメント…。
そうなのかなぁ…?
なんつーか、絵を描く上で
フェチいのは重要ですよ。こだわりっていうかw
そんなにわかるもんなのか?
尻、尻…
って、なんで俺はキャラの尻をチェックしてる?w
ユースケくんやたまちゃんのも、
どっか見れば判別できるんかね?
どのキャラが誰担当なん?
大まかに言うと、
ルーラーズ
が岩本さん、
私は
アルバイター
など、
ユースケさんは
ライトナンバーズ
が多かったですよね。
カットマン
は、描きやすくて良い子ですw
たしかにルーラーズ担当しましたが、
つなぎのコマが多かったりして
反対に寂しかったりねw
でも、中には「お願い…」って言っても
やってもらえなかったキャラもいて……w
ロールちゃん
とか
ワイリー
はその代表格だなあ。
ライト
、
コサック
、
カリンカ
もそうか。
それはオマエやれ。
ヒロインだけは
絶対に触れてはいけない領域だと思いましてw
ユースケさんが頑なに断ってたのが印象的ですw
服のシワとかも個性が出易い所ですしね。
そうそう。
や、その辺は全部自分でペン入れして
良かったと思ってるよ!
…ちょっと辛かったことも確かだけど!w
辛くて大変だったとは思うけど、
やはり、
有賀ヒトシの漫画
を読みたいファンからすれば、
有賀さんの線のロールやワイリーが見たいからね。
難しい感じの絵だったり演出的な絵だけを有賀が描いて、
繋ぎのコマはユースケたちに任せて…とかなページも
あるんだけど、結構そういうのも単行本で通しで読んでみて
自然に溶け込んでると思うんだよね。
みんなよく頑張ってくれました。
もっと沢山、目立つところ描きたかったw
そういや、ライトナンバーズで凄くおいしいところ描かせてもらった。
下半身ムチっ
で探せば判るかなw?
すごくおいしいところで、背景が超岩本漫画しているところw
あそこだけは手癖丸出しで描いた。
岩本色の濃いコマですよね。
あのコマはこっちで確認するときに、みんなで大喜び。
単行本持ってる人は探してみるといいかも!
これ岩本さんだよって言われても、
わからないカットもあったもんな。
そりゃ、全頁を有賀さんが構成してるし
やむを得ず僕らが多少手伝ったとこも
手の痛みに耐えながら下書き(なのかw?)と
顔と手を全部描いているからね。
じゃなければ、僕らも有賀さんの漫画を手伝っているとは
思っていなかっただろうし、
有賀さんも自分の漫画を手伝ってもらっているとは
思えなくなっているでしょうしね。
本来のうちのスタイルだと、手伝ってもらうのは
効果とか背景が主なんですけどね。
本当に今回は特殊だった&みんなありがとう!
そういや、チャージマンの効果とか入れましたよ。
走っているところね。
どうあがいても岩本漫画の効果なんですよね。
コミスタって言う同じソフトを使いながらも
やはりアナログと同じで、全く違う表現になる。
デジタルも結局はソフト…、道具だってことだよね。
個性がなくなるわけではない。
そうそう他にはトロッコや線路ねw
すげぇ。
あの背景クオリティの高いギガミに背景入れたよwww
超怖いもの知らずwww
やー、とても良かったですw
■そして完成したギガミ2巻■
でも、見させてもらったけど、
そんなに違和感なかったし、
面白い作品になったんじゃないか?
そこは胸はれますよ!
…でも本来だったら、漫画家が
ペン入れ間に合わなくってアシさん達でペン入れ…
ってのは、ある意味事故とも取れる事件かもなあ、とも。
でも、スタジオみたいに
最初からペン入れまで作業分担してるところも
あるわけだろうし。
そうですね、そういうスタイルのスタジオはある…
…って考えると、別に…今回のも…普通??
アメリカンスタイル
だと思えば!
アメコミは下書き、ペン入れ、カラーと分業ですもんね。
そうそう。むしろアメリカなんか、
全部通してやる方が珍しいんだろ?
そうですね、会社で漫画つくってる感じですしね。
…と、それにしても今回は漫画を描いてきて
今まで経験してこなかった事を経験できて
楽しかったですw
だよねぇ。
上でも有賀さんやたまちゃんが言っているけど
スタジオやお国柄を除けば、
たぶんそうそうはないと思うよね。
僕も貴重な体験しましたw
ほんとにw
私はメガミックスの一ファンでもあるんで、
初期に
「わああブルースのトーン貼っちゃった♪」
とか思ってた頃からすると衝撃の展開ですw
ファンとしても、一作家としても貴重な体験でした。
あの体験のおかけで
確実に自分のレベルが上がった気がします。
辛かったですが
終わってみれば楽しい思い出になりましたw
岩本さんには
「後でもう一度復刻する機会とかあったら
全部自分で描き直したい、とか言い出すと思う。
有賀さんはそういう人だからw」
とも言われたんですよ。
有賀先生はそういう人だから絶対に描き直しそうですねw
いや、
絶対に描き直す
でしょうね!
何ですかその
「押すなよ絶対に押すなよ」
みたいなのw
ほら。
ギガミは有賀ロックマンの集大成にして
けじめとしての意味合いが多いと思っているので。
そういった意味では、今回の負傷は悔しいのではないかと思ってね。
やー、悔しくないっつったら嘘になりますよ。
でもね、機会があれば…ひょっとしたら
効果だったりトーンだったりの細かい部分の
修正はするかもしれないけれど、キャラ部分は
多分、大きな手直しはしない
と思う。
そうなん?
そうなんですか
!?
どうなんですか
!?
間違いなく、あの時あのタイミングで
自分ができるべストは尽くしたもん。
あと、みんなに手伝ってもらって一旦完成したじゃない。
そんで提出&写植がガーっと埋まってくわけだけど…
その後、最終入稿時に一度提出した原稿に
手を加えて差し替えOKもらって、最後は一人で
かなりのページに手を入れてました。
データの段階では線で判別できたんですが…。
本になったのはほぼわからないですね。
実際に本を見たときに、「あれ?」と思い
家に残っているデータ見ると
結構修正入れてますよね。
だから言うほど
「おしりむちっ」
は
残ってないと思いますw
トーンも有賀先生が手を加えたことで
完全に有賀漫画になりましたね。
一度完成したバージョンから先生が修正することで
ここまで変わるとはw
やっぱり
有賀ヒトシの本
だからね。
買ってくれるファンのためにも、
最後は痛い手を我慢して、
タッチを揃えたってとこかな。
ここまで行く道のりは、手伝ってくれた
誰が欠けても不可能だったんだ!
本当にみんなありがとーーーー!
確かに、こういう経験は他では二度とないと思います。
先生も大変だし、アシスタントとしてもすごく大変だったんですが、
私的には思い出深い作品になりました。ギガミックス2巻は一生ものです!
お疲れさまでした!
精神も肉体もボロボロになりましたが
作業が終わった時の開放感は、最高でした!
本当におつかれさまです!
お役に立てて、何よりです。
なんだかんだ言っても、楽しかったです。
あの丸々した手足をじかに見ていると
なんか、俺もX描きたくなったなぁ。
血が騒ぎ始めるぅ
!!
IPPOさぁん。
Xのアレンジサントラの予定
はありませんかw?
出来ればX5以降かつ、資料の揃いやすそうなものでww
ええー。
そんなまた、無茶振りを。。。
しかもX5以降って、
俺と微塵もかすりもしない。
カプコンに企画書出したらどうですか?
続刊を描きたいです
!!
って。
って、ここからしめなきゃならないのか
?!
えっ、え〜と、
メンバーの貴重な経験を詰め込んだ
『ロックマンギガミックス第2巻』
是非、購入して、
1ページ1ページ確かめながら
読んでみよう!
俺も買いに行こーっと。
……ってな感じで、ギガミ2巻製作には
本編に負けず劣らずな壮絶な舞台裏が
あったのでした。
仲間たちと力を合わせての
大勝利(単行本完成)ってのも嬉しい。
まだ右手は本調子ではないですが
3巻
の方も頑張りますんで、
待っててくださってる皆さん
是非是非、お楽しみにです!
こんなに長い対談に付き合ってくださって
ありがとうございましたーーー!
ゲームの方もよろしくねw
さてさて、スパイスマン@ネトラジに届いた
コメントを紹介します
!!
では有賀さん、紹介して下さい。
うぃ。
スパイスメイト
宮臓さん
からのコメントです。
スパイスマンブログの方ではよくチャイが話題に上がると思うのですが、
実際にインドカレー屋に行くとチャイかラッシーかの2択を迫られますよね。
(ランチメニューとかだと)
でもブログではラッシーについての話を見たことが無い気がするのですが、
スパイスマン的にはチャイ一択なんでしょうか?
割と
チャイ
一択な私が通りますよ。
といっても、
ラッシー
も好きですよ。
マンゴーラッシーも美味。
さて、何故チャイかと言うと・・
なんでだろうなあ。
どちらかと言われればチャイなんです。
暑い時期でもホットチャイが多い。
チャイ一択が多いなあ…
確かにラッシーも好きですが。
マンゴラッシーいいよねー!
いっぽーさんと同じで
暑い時期もホットチャイですね。
気分次第ですね。
チャイ一択と言うわけではありません。
特に写真を見て、泡だっていないチャイだと思ったときは
チャイを頼む気は半減します。
アワアワ
が好きなんです。
あと、周りに流されるってのも多々ありますw
アワアワも好きだけど
無くてもチャイ美味しいですよー
ああ、あれかな…
食前に仮に飲み物を頼む場合はラッシー
食後ならばチャイ…かもしれない。
食中は水があれば無問題。
基本、カレー食べてる間は、
水はのみません。
辛ければ辛いほど。
食べ終わって、ホッと一息つくのに、
チャイが好みに合うってことかな。
修行僧みたいだなぁ^^;
その辺は全然気にしません。
でも、IPPOさんとしては
それがおいしく食べる方法なんだろうね。
いやいやw
そんなに辛いの強いわけではない。
水飲んだら、
カシミール
は先に進めない(爆)
【注釈】
カシミールとは、スパイスマン@ネトラジを
ごらんの皆様は先刻ご承知だと思うが、
デリーのホットでスパイシーでデリシャスな
究極のカレーである。
・・・まあ、辛いってことだ。
うーん、お店によりけりってのはあるし
なんとなく水いらずでカレーを食す気持ちは
わからなくもない。
そういや、IPPOさん食べるの遅いじゃない?
遅いと言うか…、話す方が長いじゃないですかw
で、そういう時も水飲んでないんですか?
気にしたこと無いので判りません^^;
でも、適度に水分を摂った方が良い様な気がしますよ^^;?
普段は、水分とりますよ。
辛いカレーの時は、
というか、カシミールの話をしてるかもw
【注釈】
カシミールとは、スパイスマン@ネトラジを
ごらんの皆様は先刻ご承知だと思うが、
(以下略)
限定だったんだw
限定か!
で、どんなチャイが好きですかね?
僕はさっき言ったようなアワアワタイプ。
泡立ってるかどうかは、
エアブレンドをしてるかどうかによるので、
泡立ってないインディアンティーも多い。
アジャンタ
や
南印度ダイニング
とかは、
目の前でエアブレンドしてくれる。
エアブレンドしない店も多いけど
フライパンとかでその場でジャジャっと
つくってくれるチャイはうまうまですよね。
スパイスが濃い程おちつく…ンマイ…
判っているんですが、やはりチャイには
アワアワを求めてしまう^^;
そう言えばコールドでアワアワタイプのって
記憶に無いんですが…。
あるんですかね?
そーいえば…
確かにアイスチャイだと
あまり気にしたことないな。
アイスだと泡立ちにくい?
俺はなるべくスパイシーな
マサラチャイ希望。
でも、飲みやすいのがいい。
デリー
のは美味しい。
カレーの味も当然だけど、
チャイの美味い店には
なんとなく何度でも
行きたくなりますよね。
…アレ、結局ラッシーの話題よりも
チャイばかり。
というわけで、スパイスマン的には
基本、チャイみたいです。
コメントをくれた宮臓さんには
メイトポイント2ポイントを進呈します。
スパイスの加護があらんことを!
…って感じで今回はここまで!
皆さんからのコメント待ってます。
テキラジで色々と返事するんでお楽しみに!
他にも、とりあげて欲しい話題とか、
最近こんな事があった、とか
コメントフォームにて寄せてくれたら、
テキラジで使うよ〜。
このテキラジが貴方の人生の
一粒のスパイスになりますように…。
ハバナイスカレー!
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