僕の絵の根っこ
2006年03月31日(金)21:49
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僕の絵の根っこを前回に引き続き考えてみた。 って、前回はただ後ろから見たアングルが多いのを 神矢先生のせいにしただけだろう^^;。
自分が漫画家になろうとしたきっかけの漫画は 週刊少年チャンピオンに掲載されていた 『すくらっぷブック(小山田いく先生 著)』だったと思う。
当然それまでにも漠然と漫画家になりたいとは思っていた。 でも、それを強く思ったのは、『すくらっぷブック』だった。
作品の概要は長野県小諸市にある中学を舞台にした、いわゆる学園物だ。 今となってはかなり甘ったるい作品かもしれないが、いまでも僕は大好きである。 いつかはこういう青春漫画を描いてみたいと思っている。
で、『すくらっぷブック』が漫画家になりたいきっかけではあるが 僕の絵の基本になったものはなんだろうと振り返ってみる。
………。 やはりあれかなぁ…。 『昭和カラー版 サイボーグ009』 これなのかもしれない。
確か小学6年生の頃に始まったような気がする。 よくラクガキした覚えがある。
009こと島村ジョーの目。 ハイライトが多めで、まつげがあって少女漫画風である。 以前、同じボンボンで連載されていた出月先生に 『モッチ(俺のことね^^;)のキャラの目は怒りの表情でも、どこか悲しげだよね』と言われた。 自分としてはそんなつもりはさらさら無いのだが もしそうだとしたら、これもやはり009の影響だろう。
誰かの絵に影響を受けた、という覚えはあまり無い僕だけど 冷静に考えて、『昭和カラー版 サイボーグ009』は僕の絵の根っこにあるのかもしれない。 もしかして、ロックマンXが泣くという設定も、009の(OPで流す)涙の影響があるのかもしれないなぁ…。
と思い、久しぶりに009を描いてみた。 いやいや、恐れ多くて、俺の根っこにあるなんていえないや^^;。
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塗り残しがあったので、画像修正。 ついでにちといじりなおしました。 | | |